2024/02/17 10:43

コーヒー豆の品種ごとに、味わいや産地についての情報をご紹介していきます。

初回はブラジル。
知名度も高く、コーヒーといえばブラジル、とイメージされる方も多いのではないのでしょうか。
味わいのバランスが取れた豆で、初心者から愛好家まで、幅広く好まれている豆かと思います。
豆選びに迷ったらまずはブラジルから、いかがでしょうか。


ブラジル
【味の特徴】
・苦味/酸味:バランスが取れた、王道の味わい
・香り:ナッツ系、チョコレート系の香ばしい風味


【飲み方】
浅煎りから深煎りまで、さまざまな焙煎でオールマイティで楽しめます。
酸味を味わうなら浅煎り、苦みを出すなら深煎りで…ですが、
中深~深煎りでコク深さを出しながら、上記の香りを楽しむのがおすすめかと思います。

なお、ブラジル国内ではコーヒーといえば基本的にはエスプレッソを指しており、
ブラックではなく、砂糖をたっぷり入れて味わうそう。
もしエスプレッソ器具がおありでしたら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。


【産地の特徴】
全世界のコーヒー生産量の約1/3(35%)を占める、生産量、輸出量ともに世界最大の産地です。
さらにそのうちの半分は、国内で消費されているとのこと。
生産から消費まで莫大な量で、コーヒー大国であることがうかがえますね。

また、豆の品質について、高いものからNo.2~No.8と格付けされています。
街中で売られているブラジルの豆を見かけたときは、この番号も見てみたいところですね。


【その他知識】
・生産量ランキング:1位。ブラジルの豊作/不作が、世界市場に波及する。
・スルデミナス(産地):海抜1500m以上の冷涼な高地で、柑橘系の風味。ブラジルでも最高と評価されるコーヒー産地。